前回の続きです。
翌日は十日町→中里→津南→松之山→松代と流れるコースにしてみました
まずは車を置いて、暫くこの様な道を歩いていきます
雨が降ると大変ですね
その小山の頂上に着くと
◆風の音(渡辺泰幸:2012)【土市・招魂社(十日町)】
◆土の音(渡辺泰幸:2003)
風鈴型の音具が森の中に吊るされていました
下には、過去の作品である焼き物の楽器もあります
風が吹くとコロンコロンと音がします
この日はそよ風だったので、小さな音でしたが、大風の時にはどうなるのでしょう
これが「風の音」という事ですね
意外に聞き惚れる作品でした
続いて
◆おもちゃの実(長谷川仁)【南雲・結いの里(十日町)】
カボチャがシェルター状に生える様に工夫されていて、その中に
動物やロボット等の形になるように育てたカボチャ達がたくさん有りました
可愛いですね
このドームの中でお茶を飲むことが出来るとのこと
ここではさるなし(こくわ)ソーダと頂きました
酸味があってキウイフルーツの様なジャムとソーダを合わせた一品です
手前はお土産で頂いた観賞用カボチャです
中里エリアに移動します
越後田沢駅前に行きますと、JR飯山線プロジェクトの一つである作品に出会えます。
前日に下条駅で見れたものもこのプロジェクトの一環です
◆船の家(アトリエ・ワン+東京工業大学塚本研究室)【越後田沢駅前(中里)】
次に紹介する作品を収蔵している納屋風の建物です
そして中には
◆未来への航海(河口龍夫)
種に包まれた船が収蔵されていました
元々富山湾で使われていた船との事
出航を待っているのか
駅の側にあるということで旅を連想させるのか
そして奥には
◆水から誕生した心の杖(河口龍夫)
地域で使われていた杖とのこと
老い→再生→未来と上記の船ともテーマが同じなのかもしれません
続いて
◆蔓蔓(高橋治希)【東田沢(中里)】
前回2009年の作品です
雪椿をイメージした陶器の花が部屋全体を覆っています
九谷焼で作製されていますが、それぞれにこの東田沢の地域の風景が描かれていました
これは田沢小学校の様子です
そして、その屋外には
◆芽吹きの風(金沢美術工芸大学 高橋+坂本研究室)
アクリルの中に桜の花びらが埋め込まれていて、夏の季節に桜が舞い散る様子を表現しています
ここでは地元で採れた野菜が売られていました
夏野菜がどんどん出来る季節です
芸術祭ではこういう場所も数多く有ります
有りがたく、とうもろこしを購入させて頂きました
次は津南エリアへ
◆建具ノモリ(山本想太郎)【大割野(津南)】
この越後妻有の地域で使われていた戸を中心に繋ぎ合わせた作品
生活感を感じます
ここでは土日に津南の物産の販売やイベントが開催されていたみたいです
この日はお盆といいながら平日なので、何にもしてませんでした
残念
痕跡は有りました(^^ゞ
また、トマト等夏野菜の無料サービスも有りました
こういうのも所々にありますね
有り難く大振りなトマトを頂きましたが、完熟でとっても甘かったですよ
前回、一番印象深かったところですね
詳しい解説は次回に(^^♪