【酔いどれ日記】日本酒の日々、時々スキー

たまに呑んでいるお酒をアップしたり、ごくたまにスキーのことをアップしたりするきまぐれ日記です。現在大阪に単身赴任中。

大地の芸術祭2012:8月12日:2日目③

前回の続きです。

うぶすなの家→もぐらの館→うぶすなの家と行きまして、この日は十日町地域の下条・中条地域を中心に巡りました


◆戦後のラブレター(イブガオの棚田から新潟の棚田へ、愛をこめて)(ギトラット・タヒミック)【下条(十日町)】

フィリピンの棚田から、十日町:下条の棚田へ小屋を移築したもの
前回、2009年の作品です


中には人形がおりました


フィリピンで見る棚田と、新潟の棚田の違いは何なんでしょうか
製作当時はイフガオから大勢の人が来日し、作製に携わったそうです



続いて下条駅前に行きます
飯山線が1輌でとことこ走っていきます


その駅前にあるのが、

◆下条プロジェクト(ギトラット・タヒミック×小沢剛)【下条駅前(十日町)】
上記で紹介した同じ作者の2012年版



◆下条茅葺きの塔(みかんぐみ神奈川大学曽我部研究室)【下条駅前(十日町)】
そして、駅前に茅葺きの塔が聳え立っています

中には農具や機織器具が展示され地元の人が説明しておりました


また山道に入っていきます



◆かまぼこフェイス(開発好明)【新水(十日町)】
通りがかりにこの様な倉庫が点在します
十日町には「かまぼこ型倉庫」が多く存在するのですが、これはそれを利用して前々回2006年に描かれた作品です
可愛いですよね


続いて


大竜宮城(開発好明)【旧飛渡第二小学校(十日町)】
上記と同じ作者の作品
一つ一つは子供たち(東北中心に)の作品のようです
まだ作製途上なのかな?
ワークショップが毎週木曜に開催される様
最後の方にはイベントも開催されるみたいですね




更に奥へ奥へ
この様な細い道を通ります


◆枯木又プロジェクト(京都精華大学)【枯木又・旧枯木又分校(十日町)】
十日町市のはずれ、雪の季節にどうやってここまで行くのだろうと不思議になってしまう、一番奥の奥にある枯木又
ここでは、前回に引き続き京都精華大学さんが、廃校を中心に展示を行っておりました


◆Snow Room(小松俊宏:2012)
雪解け水をガラスキャニスターに入れて盛大に並べています


◆静かに目をむけた(中島伽那子:2012)
床に墨汁を貯めて、教室の外の景色を映し出す展示
緑がとてもキレイでした



◆枯木又龍王伝説(兼松恵子:2012)
8月14日の盆踊りの時に畦に舞う龍を作製していました
この地域には龍王の伝説があるとのこと
学校お上には龍王様のお社がありました



◆大地の記憶(内田晴之:2009〜2012)
車田を作るプロジェクト。今年は田植え前の状態となってました
水が張られてますね
継続的なプロジェクトであることを象徴する作品です


他にもいろいろと展示もありますし、期間中にイベントがある様です。
本日も窯焚きのイベントみたいですね



このすぐそばの枯木又交流施設「のっとこい」では芸術祭会期中の土日に枯木又特産の黒米そばを使用したお蕎麦が頂けます
しっかりとした美味しいお蕎麦でした



昨年の集中豪雨の影響で至るところ、工事がありました
1年経っても、未だこういう状況とは、悲しいですね


夕方、市民体育館にて

ファー・ポンルー・セルパクのカンボジアサーカスのショートパフォーマンスが開催されてましたよ
本番である農舞台での公演は大分盛り上がっていたとtwitter情報では書かれてました
そちらを見たかったなぁ


こういうパフォーミングアーツを楽しむのも大地の芸術祭の醍醐味ですね


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