【酔いどれ日記】日本酒の日々、時々スキー

たまに呑んでいるお酒をアップしたり、ごくたまにスキーのことをアップしたりするきまぐれ日記です。現在大阪に単身赴任中。

大地の芸術祭2012:8月12日:2日目②

さて、昨日の続きです


「うぶすなの家」で昼食が取れるまで、近くにオープンした「Soil Museum もぐらの館」【漉野(十日町)】に行ってきました

こちらは3年前に閉校した東下組小学校を利用し、土を体感するアートプロジェクトとなっております

廃校を利用するのも、この大地の芸術祭の特徴です


入り口には

◆もぐらの土道(日置拓人+本田匠)
となっていて、「土」を感じさせてくれる入り口となっています


2階に上がると

◆土の巡礼(南条嘉穀)

土を硝子に付けて、山並みだったり

神社だったり

山菜だったりを表現してます




ブラックボックス(内田鋼一)
大きい黒い箱は土で焼いて作ったもの
周囲を剥き出しの土壁で固められているなか、いろいろな事を感じさせます



ちなみに通路はウッドチップが敷き詰めてあり、壁は土で固められていて、「土」をどこに居ても感じさせてくれる状態となっております



◆太古の光-BOSO-ECHIGO TUNEL(中里和人
房総と十日町地域に展開する手彫りのトンネルの写真を展示
幻想的なトンネル跡に行ってみたい気がします




◆輝器KAGAYAKI空(QOO)-近未来ノスタルジー-(田中哲也)
全体では土で出来ている宇宙船のようなフォルム
繋いでいるのはボルト以外は全て土
格好良さでは際立ってましたね


3階に上がると


◆土壌モリノス〔日本の土・一万年のプロフィール〕
各地の土壌が展示されています
動植物の生死が土にどの様に反映していくか
その地域によっての違いを表現してます

ちなみに十日町市下条地域はこんな感じでしたよ



◆今度生まれて来る時も、また(本多裕紀)
泥沼に生える蓮、その花の見えている美しい理想の世界と、泥沼の中にある蓮の茎
そのギャップを感じさせる作品でした
茎の長さに、美しさに至るまでの行程にそれぞれ長さがあるのではと感じた作品です



2012年の大地の芸術祭としてはこの展示が、考えさせることを含め、なかなかのアート群だと思いましたです



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