大地の芸術祭２０１２：８月１１日：１日目① - 【酔いどれ日記】日本酒の日々、時々スキー

この夏、新潟県十日町市を中心に広大なエリアにおいて、「越後妻有アートトリエンナーレ　第５回大地の芸術２０１２」が開催されております。

広大過ぎて、全てのアートを回りきるのは不可能ではないかというイベントですが、３年に一回、開催５回とも参加で、いつも楽しみにしております

2006年の様子
http://blogs.dion.ne.jp/nakkipapa387/archives/3962811.html
http://blogs.dion.ne.jp/nakkipapa387/archives/3970444.html
http://blogs.dion.ne.jp/nakkipapa387/archives/3976234.html

前回、物凄くレポしましたが、これでも２０％行けたかどうか。

今回はお盆休み中のみの鑑賞となりますが、それでもネタは尽きなさそうです(^^♪

さて、私は仙台から車で、妻と娘は新幹線・ほくほく線乗り継いでくるので十日町駅でピックアップ
十日町駅でパスポートとガイドブックを購入し、まずは大きくリニューアルとなった「道の駅クロス１０」に繋がる「キナーレ」へ
「２階が越後妻有里山現代美術館」になったとのこと

まずは中に入ると

◆No Man's Land（クリスチャン・ボルタンスキー）

古着の山にクレーンが古着を掴んだり離したりする姿に圧倒されます

元々キナーレの建物自体がアートなんですが、ここまでしちゃって良いの〜(^^ゞ
って感じなんですが

生と死をテーマにした表現をされる方なんですって

一部ではゴミの山という評価もあるらしく･･･
自分も雨ざらしになったら臭いはどうなんだろうと･･･

２階に上がります
今までは、着物に関するショップ（十日町は着物の街）が入ってたんですが、現代アートの展示に生まれ変わってましたね

◆浮遊（カルロス・ガライコア）

家の形をした銀紙がひらひらと舞います
都市と地域の交歓を表現しているんとのことです

写真では今一ですが、ひらひらしている様はとってもキレイです

◆Wellenwanne LFO（カールステン・ニコライ）

音の光の明滅に合わせて、水槽の波紋が変わるアートです
波形の動きに目を奪われる作品でした

◆Rolling Cylinder, 2012（カールステン・へラー）

床屋さんのネオンポールが回り続けるトンネル
中に入って歩いてみると不思議な感覚に襲われます

◆LOST　＃6（クワクボリョウタ）

キナーレ内ではこの作品が一番良かったと思います
小さな灯りを点した鉄道模型がゆっくりと走るなか、織物器具が床に置かれて、それが影となって幻想的な景色を映し出す
写真は真っ暗な中なので、普通のデジカメでは限界ですが
時を経つの忘れるくらい、この場所に居ました
ゆっくりと写る影はこの地域の景色を映し出しているのではと
そして、大きくなったり小さくなったり角度を変えたり
まるでジブリ映画を見ている感じにも思えました

これは絶対お薦め

これ以外にも作品はありますが、写真撮れたものを中心に紹介していきますね

大地の芸術祭は食に関しても楽しみなんです

家族で頂きました
・妻有ポークのビール煮込み
・トマトたっぷりのカッペリーニ
・妻有ポークのハンバーグ
と地のものを提供しておりました
お味は素晴らしく、満足いくものでした
但し、古着を見ながらの食事になりますが