さて、大地の芸術祭レポもラストになりました
前回の続きです
続いて、松之山:浦田地区という十日町から行くと一番奥の集落になりますが、そこにオーストラリア・ハウスというものがあるところに向かいました。
◆オーストラリア・ハウス(アンドリュー・バーンズ・アーキテクト)【浦田(松之山)】
実は、以前までの建物が、東日本大震災翌日に発生した長野県北部地震により倒壊してしまったので、コンペにより再建されたたもの
旧建物は古民家を使用していましたが、今回の建物は「安くて、小さくて、頑丈」と豪雪にも負けない設計を求められたとのこと
集会所・避難所にも利用していく話も聞けました
何もないところにポツッと現れるその姿に不思議な感覚を覚えてしまいます
そして、中には
◆ディラン・ンラング-山の家(ブルック・アンドリュー)
が展示されています
ネオンと鏡と硝子を用いた作品で、このパネルは隠しておくことが出来ます
「雪と翡翠色の川をみて」
「山の神を感じて」
「わしらの子供たちをみて」
「わしらの苦悩をみて」
「しっかりみて」
「一緒にお茶を飲もう」
地元の住民の会話の中の話と、オーストラリア先住民の模様をコラボして出来上がったものとのこと
奥の奥にありますが、人気作品の一つとなっていました
また
料理人兼アーティストのアンドリュー・リワルドの作品も展示されていました
私たちが訪れる前に、暫く滞在して、交流されていったそうです
食材のデザインが多かったですね
続いて、松之山温泉方面へ
◆夢の家(マリーナ・アブラモヴィッチ:2000年)【上湯(松之山)】
2000年の有名作品でしたが、未訪でした
この様なベッドで寝て「夢を見る」、宿泊施設を兼ねた古民家
宿泊者はここで見た夢を日記に記していきます
今年はそれが書籍化になったとのこと
宿泊者が絶えないみたいです
寝てみますかね(^^ゞ
隣には
◆エクリシール/不老不死の薬(ジャネット・ローレンス:2003年)
の作品も有りましたよ
帰り際十日町駅にて
アート列車にも出会えました(^^♪
ローカルな1両列車ですが、JRも巻き込んでしまったのですね
以上、レポート終了です
4日間で350km走り回りました
全ての作品を見ることは不可能に近いのですが、強者も大勢いると聞きます
また、期間を通じてお客さんの数が相当入っていると感じました
地元の新聞では前回を4万5千人程上回る見込みとの記事もありました
妻有地域を知ってもらう上で、非常に有効的なイベントになった感があります
4日間では全く足りない、ワークショップやイベントにも本当は参加したかったのですが、単身赴任の身には土日に予定が入り過ぎていて、残念でした
3年後、開催されていれば、また楽しみに行きたいと思います
開催期間は9月17日まで
まだまだ期間がありますので、興味有りましたら是非に妻有の地へ訪れてみてください(^o^)/