9月15~17日の3連休、妻の実家がある新潟県十日町市・津南町で開催された「大地の芸術祭」に行ってきました
2000年から3年毎でもう第7回
大地の芸術祭はこのblogでも何度か紹介させて頂いておりますが、今年関西は地震・大雨・酷暑・台風と自然災害が連発で行く機会を逃しまくって、やっと会期最終週に
今回は2018年の作品で印象に残った作品を紹介させて頂きます
9月15日(土)前日に東京に入り朝一で十日町に向かいした
この日は津南町・松之山に
津南→上郷→越後田中→マウンテンパーク津南→龍ヶ窪→辰の口→湯山→松之山温泉と巡りました
ワープクラウド(津南) ダミアン・アルテガ(メキシコ)
元は繊維工場だった場所に一定のリズムを取って吊るされた丸い玉が配置されている
何だか見事にキレイで、写真撮る人がひっきりなし
なかなかシャッターチャンスがありませんでしたが、何とかパチリ
じっと見続けると惹きこまれる感覚が凄かったです
上郷バンドー四季の歌(上郷) 二コラ・ダロ(フランス)
今回の一番のお気に入り
上郷グローブ座の中にあった動物の姿をした自動人形がこの地域の方たちのヒアリングによって出来た楽曲を奏でる
時間があれば全曲聞きたかったのですが、どうやら通年展示になっていそうなので、もう一回見に行きます
蛸のドラムが可愛い
湯山のじさとばさ語り(湯山) 佐藤郷子
松之山の湯山にあった、雪世界(雪アート・新潟ユニット)の中の一つの作品
大雪の降るこの地域で「のめしこき」のおじいさんとおばあさんが「ごーぎ」な雪降ろしに挑む寓話
方言が楽しく、これを英語や中国語に訳されてるのだけど、ニュアンス分かるのかな?
2日目は松代を攻めます
蓬平→清水→桐山→田野倉→莇平→松代→奴奈川と行きました
ここではやっぱり
莇平の日比野克彦さんの展示に
今年はサッカーワールドカップの年だったこともあり、アジア予選に出た地域をデザインした幟が立ってましたよ
先日の台風でいくつか飛ばされたみたいでしたが
五百筆(奴奈川) ウー・ケンアン(中国)
中国ハウスでの作品
筆で描かれた絵・文字、日本と中国の作家達がひとり一筆描いた筆跡、この作品を柔軟に組み合わせ新たな作品となったもの
見る者を圧倒させる文字と絵
さすが芸術祭と思わせる作品でした
3日目は十日町・川西へ
十日町→水沢→当間→ナカゴグリーンパーク周辺と廻りました
Palimpsest: 空の池(十日町キナーレ) レアンドロ・エルリッヒ(アルゼンチン)
今回の目玉の一つですね
キナーレの中庭に水が張られているのですが、光が反射して空や建物を鏡のように映しているように見える作品
この日も薄曇りだったのですが、青空の下に居る様
大勢の訪問者で賑わっている十日町なのでした
builds crowd ~街の記憶~(十日町キナーレ) 栗真由美
今回、「建築家とアーティストによる四畳半の宇宙」というテーマでいろいろな四畳半の建築とデザインが展示されてましたが、私はこれがお気に入り
地域の建物を表したライトボックス
十日町の商店街のお店もあって親近感が沸きます
ボーッと見とれる作品です
川西のナカゴグリーンパークには多くの動物たちの展示がありました
かんがえない(川西・ナカゴグリーンパーク) 須佐美彩
その中でもこの作品がお気に入り
何も考えないで広い公園の芝生の上で寝てる
遠くの山並みともマッチしていてなんとも言えない雰囲気になりました
バタバタとした3日間でしたが、満足できる「大地の芸術祭」鑑賞でした
この後、東京→大阪と移動、こういう旅もまた良いものです
<div id='inner_space'></div><script type='text/javascript' src='//blogparts.blogmura.com/pts/js/parts_view.js' charset='UTF-8'></script><script type='text/javascript'>parts(1649869,"ffffff","200","001eff",600000,"31","757","outrank","https://nakkipapa1008.hatenablog.com/", 2, 0, "F7F7F7", "001eff");</script>